努々疑うことなかれ

勢いとノリだけで書いてます

春の夜の夢の如し

でも、本当に松倉はやばかった。奇行種です、ありゃ。(謎)

 

え、そうだった?????????

お生憎、私には仕事の出来る頭が良くてかっこいい人にしか見えなくて困ってます。まあ、いつもなんですが。

 

今回とらじゃが挑戦したのはシークレット鬼ごっこ。カードで役割を決めてその役割を誰にも伝えず誰が鬼か鬼じゃないか分からない状態で鬼ごっこをするというゲームです。

 

のえるくん「誰が鬼かは分からないという」

みやちか「そうだね、そこが肝だね」

 

そう。そこが肝。

元太も言ってるように人狼のようなこのゲーム、でも人狼のように市民陣営の勝ち 人狼陣営の勝ちと陣営での勝負ではなくあくまで個人戦

人狼では市民が役職を驕ることはご法度とされています。仲間を混乱させるだけでその行動に意味は無いからです。

シークレット鬼ごっこにおける鬼じゃない人を人狼における市民だと考えた場合、確かに松倉くんの行動は仲間を混乱させるだけで意味の無いものでしょう。

しかしこれは人狼ではなくシークレット鬼ごっこ。そこを踏まえると、松倉くんってめちゃくちゃ頭脳戦に持ち込んでるように見えてきませんか.......?

 

 

1回戦(鬼:中村・松田)

のえるくんを疑う松倉くん「案外分かりやすいんですよ、のえるは」

ちょっと話逸れるけどこれ涙出る.......のえるくんのことを"頭が良くてちょっと何言ってるか分からない"と思っていた松倉くんがのえるくんを「分かりやすい」と思うまでに至ったの、時間をたくさん共有したが故だなと思います。外野から見ていれば似たもの同士だなと感じることの多いのえまちゅのふたりがちょっとずつ分かりあっていくんですよ.......プーさんのハニーハントにある本並にアツいじゃん.......。

 

話を戻して

みやちかを見つけた松倉くん。お互いに鬼かどうか探り合い。「こっち来なよ」「こっち来いよ」。

ごっこの基本としてある程度の広さの確保というのはあります。多分松倉くんもそれを気にしていたのでしょう。みやちかにも「そっち狭いだろ?」だとか「そっち広い?」とか広さを気にしている発言が見られます。それに対してみやちかが「広いよ」と返したのがまずかった。広さを重視してる松倉くんは、会話である程度みやちかが鬼でないと分かっただろうことも相俟って「じゃあそっち行くわ」とみやちかの方へ向かいます。案の定、みやちかは逃げますよね。

ここ!!!!の松倉くんのすっごいご満悦な笑顔、各々確認してほしい。

自分の起こした行動でみやちかが動揺するのが面白かったんでしょうか。めちゃくちゃ笑顔。にっこり。

多分純粋に協力しようぜの心だったと思うんです。松倉くんがみやちかの元へ向かおうとしたのは。でもそこでみやちかが逃げ出した。あれ?これって面白くない?と気づきます。

ここから松倉くんのメインが"逃げる"から"遊ぶ"に変わって、"逃げる"が念頭にないから口笛吹き出すし(これは本当に謎)、その口笛が原因で元太に捕まっても「もうちょっと遊びたかったな」って言うんです。

そして遊びたい松倉くんは捕まったにも関わらずみやちかを追いかけ、逃げたみやちかは本物の鬼・元太に捕まり、松倉くんの「捕まったわオレ」で松倉くんが鬼じゃないことを知るという面白可哀想な結果に。

 

これで味を占めた松倉くん、2回戦は騙すこと 遊ぶことをメインに据えます。

 

2回戦(鬼:宮近・吉澤)

しめちゃんと出会った松倉くん、無言でしめちゃんに近づきます。

また話逸れるんですけどしめちゃんのこと鬼じゃないと分かってる松倉くん、すごくしめちゃんに対する信頼を感じます。しめちゃんの反応だけで鬼じゃないと安心しきっていて本当にしめちゃんのことがすきなんだな、と。

 

しめちゃんで遊んでいたのは、「自分が面白いから」と「ゲームを面白くさせる」の両立だと思っていて、みやちかで騙すことの面白さに気付いた松倉くんは総評の騙すって楽しい!に繋がるし、ゲームの本質(勝敗でなく逃げる時間に面白さがある)に気付いた松倉くんは最後の「やっぱりシークレットだからさ」に繋がると思ってます。そこを楽しまなきゃふつうの鬼ごっこになっちゃうことを分かってる。

きっかけは全てみやちかなんですが。

 

ここで可愛いのは、騙すことの楽しさを知りこれは個人戦であるということも分かった上で、松倉くんから逃げた先に本物の鬼・閑也がいることをしめちゃんに知らせようとしたところ。これはゲームを面白くする上で捕まらない方がいいとかそういう算段でなく、普通に危ないよ!って教えていて、松倉くん自身の甘さ(優しさとも言う)が出たなという感じです。あくまで鬼じゃない人を追いかけ回す、鬼じゃない松倉くんというサイコパスな役回りは役でしかなく考えられたものであるということ。

しめちゃんは松倉くんを疑っていたので信じてもらえず.......なところも可愛いです。

 

それでもみやちかのときもしめちゃんのときも鬼に見つかるかどうかはちょくちょく気にしていて、1回戦でみやちかとやり合いをした場所で全体を見渡します。

ここからも、1回戦の松倉くん「じゃあそっち行くわ」は本当に場所の有利を考えた上での、ただそれだけの発言だったんだろうなということがなんとなく。

そしてのえるくんが鬼ふたりに捕まったところを見た松倉くんは"遊ぶ"から"逃げる"に変更しようと体勢を低く逃げようとしますが逃げ切る前に見つかってしまいアウト。

 

 

気付きを得たのはみやちかがきっかけだったとは言えそれを踏まえての2回戦は松倉くんの行動だけで見ると実に頭脳プレーであり大変面白かったです。

 

最後の松倉くんの言葉が全てだと思うんですよね。

みんなに何だったの?と聞かれて「ただ単に楽しくないですか?やっぱりシークレットだからさ、そこ楽しまなきゃダメじゃん。普通の鬼ごっこになっちゃうから」

自分が楽しむことも捨てなかったし、メンバーも視聴者も楽しませることも捨てなかった。それが最初から分かっていたものでなくても、たとえみやちかがきっかけだったとしても(ちょっと悔しい)、ゲームをしていってそこに気付いた松倉くんは超頭がいいし、ゲームを成立させる上でなくてはならないキャラクターだったなと思います。

しかも悶えポイントとしては2回戦のしめちゃんの話題でもあげた通り、この松倉くんは素の松倉くんというより楽しさを考えてキャラクターを演じた松倉くんであるというところで、その仕事人っぷりに惚れるしかないです。何が奇行種????

 

ここでは松倉くんの話しかしていないですが、その他メンバーによる楽しみ方も全てがよく、"成功"の回だったなと。

少し触れると、1回戦で鬼だったうみちゃん。元太に指示だけ出して自分は水族館満喫してましたね。あれ、シークレット鬼ごっこは鬼が頑張っちゃいけないゲームだと認識してのことかなと感じましたし、逃げ方のプロだったのえるくんは映像に迫力をくれました。また皆がみんな策士でもつまらなくなってしまうのがこのゲームで、一生懸命頑張る役の人も必要だったわけでその点元太やみやちか閑也も大活躍。しめちゃんはメンバーを信じきっている可愛さ故のぽんこつが癒しをくれました。

 

全てが上手くまわった今回のYouTube

めちゃくちゃ面白いので何回でも見れてしまうものですがそのうち何回かは松倉くんのかっこよさにも注目して見ていただけたら.......!と松倉担は思います。

あ~~~~松倉くんってば天才!